いい家とはこんな家

いい家の条件2.「土や布、紙の壁」

塗り壁はビニールクロスに比べて、工事費の面で高いのは事実です。 しかしビニールクロスとは違い、調湿効果がある、静電気を帯びない、ゴミが出ず環境にやさしい、などの特長があります。

正直に言うと、ビニールクロスは便利です。
安い・きれい・汚れに強い・模様が豊富というメリットがあります。

汚れたり、飽きたりしたら張り替えが容易なのも作る側からしたらありがたい。

しかし、ビニールクロスの最大の欠点は剥がしたら産業廃棄物となることです。

剥がさないで重ねて張るということが出来ません。
焼却すると有害な塩素ガスやダイオキシンを発生します。
埋め立てても土には還りません。

環境にとっては大変厄介なものですが、
安くてきれいで手軽なため、ビニールクロスを使いたいというお客さん、
建築業者が多いのも事実です。

私の会社では家づくりに際して、ビニールクロスの使用をオススメしません。
その代わりに漆喰や珪藻土などの塗り壁をお勧めしております。

ただ、塗り壁はビニールクロスに比べて、工事費の面で高いのは事実です。

住み心地は最高だと自信を持ってお勧めしますが、
塗り壁までの予算をかけられない場合は、和紙やドイツの壁紙、
布クロスを張ることで本物素材を使いながら、コストも抑える工夫もあります。

元来、日本の家は紙と土と木で仕上げていたのです。
ビニールクロスは壁紙と呼ばれますがビニールです。

本当の壁紙(布クロス・和紙・月桃紙・オガファーザーなど)は色柄のバリエーションに乏しい。
しかし最近では、そのナチュラルで生成りな感じが人気ですし、
何よりビニールクロスにはない調湿効果があります。
時間がたって汚れたら剥がさずに上から重ね張りしますので、ゴミが出ません。

もとより、これらの自然素材は静電気を帯びないので、
ビニールクロスのように汚らしくならないのです・・・

廃棄物が出ないので環境に優しく、主原料が木である紙や布はいずれ土に還りますから、循環型の天然素材なのです。

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