壊さない床・階段リフォーム2025.05.07
こんにちは。
八王子市・日野市を中心に安心の住宅リフォームを
提案している新井建設、 一級建築士の新井与四和(あらいよしわ) です。
「床フローリングが、ブカブカしてきたから張替えたい」というご依頼は多いですね
築20年を過ぎた戸建ての1階で、よく踏む場所の床板がベコベコ、フニャフニャしてくる。
最近では、特にブカブカしている部分だけを切り取って、新しい合板に入れ替えて、
仕上げにフローリングを重ね張りする方法をよくやります。
仕上げフローリングは、厚さ12mmの物が一般的ですが、床の高さを上げたくない場合には6mmや3mmの製品も使います
下の写真は古い賃貸マンションの例です。
ブカブカしてはいないけど、傷が多くついてしまったり、色の好みが変わったりして
フローリングを変えたい、というご要望もあります。
ワンちゃんと一緒に生活する方も増え、ワンちゃんが滑りにくい床にしたい、というお話は多くなりましたね
ワンちゃんだけではなくて、人にも滑り止め効果があるフローリングの施工例がこちら↓
2階の廊下。きれいにお使いですが、ワンちゃんの防滑の為にフローリングを交換したい
既存のフローリングが痛んでいる訳ではないので
防滑効果のあるフローリングを重ね張りしました
製品:パナソニック ウスイータ 滑り配慮仕様 厚さ1.5mm
階段も同様に滑り配慮仕様の製品が用意されておりまして
厚みは2.7mmですが、同じように重ね張り施工です
「薄いフローリングを上から重ねて張るだけ」というと、簡単に考えがちですが
時間は結構かかりますね。
技術的に難しい作業ではないので、DIYでも可能と思います。
大工さん的には、厚みのあるフローリングを張る方が簡単に感じると・・・
薄い・軽い というのは現場職人の高齢化にも配慮されているからでしょうか?